今回も朝ドラ「寅に翼」について。 「寅に翼」は日本で最初の女性弁護士で裁判官にもなった寅子さんの物語で、そろそろ終盤である。 このドラマは見れば見るほど、良くできている。…
夏になるとクリニックの周りや私の周りに妖精さんたちが現れるようになる。 妖精さんたちはたくさんのトマトや茄子やレタスやささげやとうきびなどなど様々な野菜を持ってきてうれしそうに手渡して下さ…
最近、固い話ばっかりだったので今回は朝ドラ「寅に翼」について語ってみる。 老健を廃止してクリニックだけになったので、出勤が30分遅くなり、おかげで40年ぶりくらいにリアタイで朝ドラを見られること…
気がつけば「古希」だった。幸いにも目尻にしわは無く、マスクがほうれい線を隠してくれるのでぱっと見には古希には見えないだろうと鏡を自分で確かめて肯く。還暦を迎えたときには、古希のこの年まで仕事を続…
おしっこが近くなる。夜何度も目が覚める。老眼で読みづらい。聞こえづらい。(聞こえないのではなくて、言葉の聞き分けが難しくなる)たまにむせる。あちこちが痛くなる。云々 診察室の「おじいさ…
芸能人の自殺のニュースが断続的に続いた。きっとそれに心を揺らされている人たちもいるのだろうと想像する。 これまで心療内科医として私は少なからず患者さんたちの「死にたい」に向きあってきた。そこで…
3月は私にとって、東日本大震災という自然の猛威の前に多くの命や財産そして生活を奪われた人々に心を寄せる月だったけれども、それにロシアによるウクライナ侵攻が加わってしまった。そして、4月も過ぎ5月に…
11年前のあの時から、3月は私にとって鎮魂の月になった。 未曾有の大災害の東日本大震災。繰り返される震災の報道に心を痛め、福島県白石の親戚のことを母と電話で話していた翌日、震災から4日後に母が…
この日、東日本、特に東北の太平洋側を襲った津波という未曾有の災害、そして生まれた数え切れないほどの悲劇。新聞でテレビでその凄まじさが露わになっていく日々に同じ国民として、その事実を知らなければな…
我妻病院が79年の歴史に幕を閉じて、在宅支援診療所ホームケアクリニックあづまと介護療養型老人保健施設あづまの里に変わってから、一年が過ぎました。外来部分はクリニックとして在宅医療に力を入れ、24…