転換の時　展開の時

カテゴリー：ご挨拶　更新日時　2024/04/01

平成14年11月病院を新築移転して新たな歴史を刻んでから20年余り。

　平成24年に病院を改組して無床の在宅療養支援診療所と50床の老健へと転換して12年。ちょうど干支が回ったところで老健を廃止せざるを得なくなりました。

　ここで最後までいたいと言って下さる利用者さんたち、いつまでも診てもらえると思っていたと言われる入所者のご家族様、そしていずれはお世話になろうと思っていたと言われる高齢の両親あるいは連れ合いを持つご家族や長い年月クリニックで共に歩んできたご高齢の患者様やデイケアに通ってきて下さった方々のお気持ち。

　泣き出さんばかりのお声やお気持ちを頂いて申し訳なさと有り難さで私の方が泣きそうになる日々が続きました。最終的には足寄町や他町の老健・医療機関のご協力ご支援を頂いて入所者皆様全員が3月25日を最終に無事転施設していただくことができました。ご協力いただいた方々や施設、そしてこれまで老健あづまの里に信頼とお心を寄せ続けて下さった皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

　

　そして4月1日、気持ちも新たにホームケアクリニックあづまは展開の時を迎えます。これまで以上に地域の患者様との絆を強め、外来診療、訪問診療、訪問リハビリに注力し、足寄にいて良かったホームケアクリニックあづまがあって良かったと思っていただけるようなクリニック作りに注力しようと思っています。地域の皆様とご一緒に地域もまた健康にできるようにがんばります。

　また、これまで通り小児科（帯広協会病院）・循環器内科（国立帯広病院）・脳外科（北斗病院）や心療内科（池田千鶴）の専門外来を継続すると同時にプライマリケア認定医として一般的な内科や小児科の診療を行います。

 

　医師の簡単なご紹介　

　　池田千鶴　専門領域　プライマリケアとターミナルケア

　　　　　　認定医

　　　　　　　日本内科学会認定医　

　　　　　　　日本プライマリケア連合学会認定医　

心療内科専門医　日本死の臨床研究会　代議員

 

  　大門伸吾　専門領域　プライマリケア

            日本プライマリケア連合学会認定医　指導医