カテゴリー:地域で医療する楽しさ 更新日時 2011/08/04
昨日は我妻病院の七夕会でした。
近年は毎年、保育所の子どもたちが来てくれて、歌をうたい、踊りを踊ってくれます。
ライオン組48名ということで、AKB48の踊りもありました。
はたして、平均年齢85歳超の方々に、通用するか?
喜んでおられました!!
結局、何でも良いんですね。子どもがすることの全てが、可愛くて、心を揺さぶられるのです。
楽しい歌なのに、泣いているKさん。一緒に口ずさむYさん。テンションが上がってしゃべりっぱなしのMさん。いつもは穏やかに過ごしている方々の感情に波が生まれていました。
たった1時間弱の行事のために、スタッフは多くの時間を費やして、準備をし、飾り付けをし、彦星・織り姫に扮装し・・・・。
でも、その価値は計り知れないと思います。
デイケアや入所中の方たちが、季節を感じ、昔を思い出し、幼い子どもたちの声や仕草に心を打たれる。かけがえのない時間が惜しむようにすぎました。
がんばってくれたスタッフ、保育園の子どもたち、そして、感動してくれた方々に感謝です。
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