カテゴリー:地域で医療する楽しさ 更新日時 2009/02/19
池田裕次理事長が読売新聞の主催する第37回医療功労賞(都道府県)を受賞しました。
北海道で3人の受賞者の1人に選ばれたのです。2月7日に帯広で授賞式があり、賞状をいただいてきました。
そして、不思議なことに、その賞は37年前に初代院長我妻茂治(筆者の祖父)が第一回の受賞者だったという因縁の賞でもありました。
この賞は、恵まれない地域で(僻地や海外で)地道に活動している医療者(医師だけではなく、看護師や理学療法士など)を顕彰しようという、賞です。池田裕 次がスタッフと共に地域で、住民や患者さんのために努力してきた結果がこのような評価につながったかと思うと、自分たちも褒めていただいたように嬉しい気 持ちです。
我妻病院の歴史が77年目を迎え、その歴史を振り返る機会が頻回にありました。そのたびに、本当に良く頑張ってきたなあ、と感じます。
何よりもスタッフが自立的かつ自律的に患者さんや地域のために努力することに喜びを感じられる人に育ってきているのが何よりも嬉しい。
その一つ一つのピースがガチャ~~~ンとつながって一つの絵になったときに、池田裕次理事長の受賞という形になったような気がします。
だから、この受賞は池田裕次理事長のものであると同時に、これまで共に闘ってきた戦友ともいうべきスタッフのものでもあると、心から感じています。
あらためて、支えてくださった職員、地域の方々、推薦して下さった足寄町にも感謝しています。ありがとうございました。
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