カテゴリー:ターミナルケア 更新日時 2007/08/15
お盆です。お悔やみ訪問に行ってきました。お悔やみ訪問は、私達の病院のターミナルケアの一環として行っています。
Hさんのお宅は山の中にあります。呼吸不全で在宅酸素療法を受けながら、自分で丹精した庭や池や鯉を眺めていた姿を思い出しながら、お参りしてきました。ご家族は十分看取りをやりきった充足の中におられて、Hさんも生ききったのだなと感じながら帰ってきました。
今日が母の4回目の月命日です。母が亡くなってから、その日を起点にものを考えることが多くなりました。 時間が経ち、日々が過ぎて、前回書いたような身を切られるような痛みは軽くなってきました。 …(続き)
今日は母の百日忌。 百日忌は卒哭忌とも言って、泣くことを卒えて、気持ちを切り替えましょう。という意味らしい。 とはいえ、母に急逝された娘としては、気持ちが切り替わるのは何時のことだろうと…(続き)
広~~~い北海道の中の日本一広い町足寄町。一つの町なのに、面積は香川県と同じ広さ。 そんな町での訪問診療はほとんどドライブ気分で楽しいが経営的には見合わない。医師と看護師が車を走らせて30分でよ…(続き)
名古屋で開かれた「死の臨床研究会」に参加してきました。 がん対策基本法が策定され、日本中の患者さんがひとしく癌の治療を受けられ、緩和ケアが受けられることを目指して、これまで以上に、様々な取り…(続き)
5月の末に5年越しのラブコール叶って、我妻病院の医療講演会で山崎章郎先生のご講演が行われました。 山崎章郎先生は日本のホスピス界を牽引してこられたお一人で、「病院で死ぬこと」などのベストセラ…(続き)